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3月31日に。

ツイッターを見ていて、ああ今日は内田樹先生定年退職の日なのだなあ…と思ったら思い出したのです。
私のもと上司も今日退職やん、ということ。
今年の年賀状にそんなコメントが書かれていたので、その日にはお疲れさまメールをしようと思ってたことも…おかげで思い出しました。

さっきメールして、私の上司であったことが「救いでした」って書いちゃったんだけど、やっぱり今私のお勤め人生を思い返しても、救いのひとつっちゅうか一人だったなあ…と思うのです。

だいたい私、よう泣いてたんです。で、その「泣き」は悲しいとか辛いとかじゃなくて、ほぼ8割方「くやし泣き」だったりするわけなのですが(いやでも悔しくて辛かったわけやから、そんなことでもないか…)、私の17年のお勤め人生で、その人が課長として直属の上司になった4年間だけ、ホンマに1回も泣いてないのです。
その後私が異動して、私の「暗黒の5年間」が始まるのですが(笑)、しばらくしたらその上司が、課を飛び越えて事務局全体をまとめる事務局長になったので、そこでも話にならん上司を飛び越えてかなり救われたことが多かったのです(暗黒いうぐらいやからしょっちゅう泣いてたんやけど)


私は今このような仕事をしていますし、だからこそ自分自身が癒されている必要があることを思い知っていますが、それでもやっぱり時々まだ自分の中に傷としてあるものを見せられることがあるわけで、そのつど「まだあったんかいな」とか思って驚愕するのです。

とはいえ、人を癒すことで私が癒されようとは決して思ってないっていうか、そこんとこは勘違いも履き違えもしていない経験豊富なセラピスト(自分で言うたわ)なので皆さんご安心くださいませよ〜、なんだけど(笑)

えええ〜っ!と驚愕するのは、11日以降のこういう時とか、色々あって凹む時とか、そのたびに、今起こってることとは関係ない過去の色々あった出来事なんかが蘇って、腹が立ったり辛くなったりし始める時なわけですが、本当に私ってどんだけあの組織の中で傷ついたりエライ思いをしてきたんやろう…と、ちょっと呆れたりもしてきます。
そんで、お勤めしながら色々なことを勉強して自分らしく生きることや自分をちゃんと癒すことを実践してきたはずなのに、こんなに年月経ってまで、まだ深いところに解放されてないものがあったんやなあ…などと思ったりするわけです。

いやあ…なんか…そんなことをつらつらと思った3月31日でした。

それにしても私よう頑張ったと思うわ。


そんなことも過去の私に言うてやろうと思いました。
by claramart | 2011-03-31 22:31